2006年03月18日

◆精油の効果 

   

まず精油が出来るまでを簡単にお話します。

ハーブから精油を取り出す方法は主に

水蒸気蒸留といって原料のハーブに

水蒸気を吹きこんで芳香成分を揮発させて

その水蒸気をいっきに冷やすことで

液体に変えてその上澄みが精油となります。


竹酢液の上澄みを取る方法に似ていますね。



精油の有効成分は以下のように大別できます。


*モノテルペン炭化水素類 
 (抗菌、抗ウイルス、抗炎、抗アレルギー、鎮痛などの作用)


*セスキテルペン炭化水素類
 (抗アレルギー、抗かゆみ、抗喘息、鎮静、抗炎などの作用)


*モノテルペンアルコール類
(抗菌、抗ウイルス、防虫、免疫調整などの作用)


*セスキテルペンアルコール類
(ホルモン調整、機能回復、抗真菌などの作用)


*ジテルペンアルコール類
(ホルモン調整、抗鬱などの作用)


*エステル類
(抗ケイレン、鎮痛、抗炎症などの作用)


*酸類
(非常に強い抗炎症、解熱、血圧降下などの作用)


*オキサイド類
(去痰、抗ウイルス、抗菌、駆虫などの作用)


*フェノール類
(免疫強化、殺菌消毒などの作用)


*ケトン類
(脂肪分解、粘液溶解、鎮静、駆虫、抗ウイルス、抗真菌などの作用)


*アルデヒド類
(抗ウイルス、抗炎、鎮静、血圧降下、解熱、免疫強化などの作用)


*ラクトン類
(粘液溶解、去痰、解熱、抗凝血などの作用)



モノテルペン炭化水素類(抗菌、抗ウイルス、抗炎、抗アレルギー、鎮痛などの作用)
についてはほとんどの精油に含まれています。



◆精油の選び方

症状別の具体的な選び方についてはまたの機会に
お話するとして今回は大きな流れをつかんでください。


精油の有効成分でお話したように、ほとんどの精油が
抗菌、抗ウイルス、抗炎、抗アレルギー、鎮痛などの作用を
持っていますので乱暴な言い方をすればどれでもいいことになります。


まずこの考え方をベースに風邪と咳の場合をもっともポピュラーな精油の
ラベンダーとユーカリで考えてみましょう。


ウイルス性の風邪の場合ですと抗ウイルス作用を持つ精油ということで
ラベンダーでもユーカリでもどちらでもいいことになります。


では咳や痰を鎮めるにはどうでしょうか。


咳や痰を鎮めるにはオキサイド類の
代表的な成分の1.8シネオールが有効です。


ラベンダーにもこの成分が含まれてはいますが
ユーカリの1.8シネオールの含有量はダントツです。
(その他ではローズマリーに多く含まれています)


この結果、風邪・咳・痰の緩和となればユーカリと
なる訳ですがここでもっとも大切なことは人間の体調は
その時々で常に変化しているということです。


ということはラベンダーの香りが好きな人が
突然嫌になったりユーカリの匂いを受付なかった人が
大好きな香りになったりと変化するわけです。


体調だけでなく人間の脳もそれを求めているようです。


常に同じニオイを嗅いでいると嗅覚疲労をおこしてしまうからです。


そこで大切なことは風邪・咳・痰=ユーカリに拘らないことです。


ユーカリの匂いが合わなければローズマリー
ローズマリーが合わなければラベンダー
ラベンダーが合わなければ○○○と


今のあなたに合う匂いに合わせるということがもっとも大切です。


高度なアロマのテクニックは必要ありません。

シンプルに今のあなたに合う香りが
今のあなたの体調が求めている香りなのです。


人間の体は微妙です。


あなたの体が本当に咳や痰を抑えることを最優先で
求めているのであればユーカリの匂いを受け入れます。


あなたの体が咳や痰を抑えることよりも睡眠を最優先に
求めているのであればラベンダーの香りを受けいれるでしょう。


ここが単純かつシンプルですがもっとも
大切なポイントですので繰り返します。



今のあなたが心地よいと思う香りが今のあなたにピッタリということです。


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